こちらの記事は、2018年7月の体験談です。詳細はホームページにてご確認をお願いします。
福岡でも明太子作りを常時体験出来る場所は多くありません。そんな中、博多駅や福岡空港の近く、とても行きやすい場所に千曲屋を発見!これは行くしかないという事で、2週間福岡明太旅の途中に立ち寄ることにしました。
千曲屋は、もっと明太子を身近に感じてもらいたいという思いで、薄利多売が経営方針らしく。原料の仕入れから商品の完成まで、自社で一貫し、さらに大量生産している為、他の明太子屋さんと比較するとだいぶお手頃価格で明太子を販売されている会社です。
旅の前に色々と調べているとふと、千曲屋という社名をはっきりと認識する前に、料理用にスーパーで買っていた明太子が千曲屋の商品だったことに気付き、急に親近感が沸いたのでした。
そんなわけで、明太子作りのご報告をします。
田口めんたいこ、「千曲屋 クッキングスタジアム」にて明太子を作る
まずは電話予約から!明太子作り体験は、少なくとも私が今まで体験したものは全て事前予約の必要があります。私はどうも予約というシステムが苦手なのですが、いざ明太子のこととなるとそうも言ってられません。田口頑張りました。帰宅後に、ざるやボウルを使った作業がある為旅行最終日がおススメです。
さて、当日福岡空港国内線ターミナルよりタクシーで約10分程すると、千曲屋の目印、黒船をモチーフにした建物が見えてきます。(他の行き方はこちら。)
店内に入ると、1階はお店になっており千曲屋の商品を思う存分購入することが出来ます。ふふふ。そしてお待ちかね、クッキングスタジアムは2階です。
目の前にはキットがずらーり。この状態で既にワクワクが止まらない田口。なななんと、明太子は350gずつ2種類の味を作ることが出来ます。合計700gで2,200円とはとてもお安いです。
それでは体験スタート!という事で、明太子が出来るまでのビデオを鑑賞後、実際どのような状態で原卵が送られてくるのか(写真左)、
解凍するとどうなるのか(写真右)、実物を見ることが出来ます。解凍されたものは赤く丸みを帯びていて明太子を想像することが出来るけれど、冷凍状態の原卵は白っぽくぴしっときれいな長方形に固まっていて驚く。
さあ、いよいよ作業です。まずはたらこ調味液を作るべく、2種類の塩選びから。塩たらこの塩について考えた事、無いですよね普通。未知の世界に興味津々です。私は石垣島のお塩と、アンデスのお塩をチョイスしました。
それぞれの塩をそれぞれのたらこ調味液に混ぜ、原卵とともに容器へ投入。そして、千曲屋開発の手動回転機で全体的に味が染み込むようぐるぐる回します。明太子屋さんが作る時には、とても大きいサイズの樽が自動で回るのですが、今回ミニサイズを手動で回せることに感動しっぱなしの私。思わずにやにやする私に驚くお姉さん。
次は、明太子調味液に入れるお酒と、辛さを選択します。私は石垣島のお塩の方に寒山水、アンデスのお塩の方に赤酒をチョイス。辛さは5段階の内、2辛に。たらこ調味液につけた原卵と、明太子調味液を持ち帰り、あとは家での作業となります。
翌日は冷蔵庫に保管しつつ2回程度揺らし全体的に味を染み込ませます。その翌日にたらこ調味液を切ります。家での作業と言ってもそこまで難しい事はありませんので、とても楽しく作業が出来ます。
たらこ調味液を切ったら、今度はいよいよ予め作っておいた明太子調味液に漬けます。
翌日、翌々日と2回程度ゆらし、いよいよ明太子調味液を切ったら明太子の完成です。感動
肝心要の完成写真を撮影し忘れた事は申し訳なく思いますが、とにかく美味しかったです。途中明太子にせずにとっておいた塩たらこも入れて、合計4種類の味をじっくり楽しむことが出来ました。リピーターの方も沢山いらっしゃるそうですが、分かります。色々な組み合わせで作りたくなりますものね。私もまた行きます。千曲屋さん、ありがとうございましたー!
千曲屋
〒812-0892 福岡市博多区東那珂2-7-20
092-434-2600
http://www.chikumaya.co.jp/